コインランドリーを利用する人の大半は、「布団など大きいものを洗濯する」「外に干せない時に乾燥させる」と言ったような使い方をしていると思います。
ですが、コインランドリーが一番効果を発揮するのが、「ダニ」に対してなんです。
さらに言うと、ダニ刺されだけでなく、ダニアレルゲンの除去にも役に立つのがコインランドリーなんですよ!
というわけで、何故コインランドリーがダニ退治におすすめなのか、その理由について見ていきましょう。
また、実際にコインランドリーを使用してみたので、使い方など分からない場合は参考にしてみて下さい。
この記事で分かること
- コインランドリーがダニ対策におすすめな理由
- コインランドリーを使用する際の注意点
- 実際にコインランドリーを使用してみた感想
-
ダニ目視キットがすごい!マイトチェッカーで家中のダニをチェックしてみた結果!
ユミこの記事では、ダニ目視キット(マイトチェッカー)で、色んな物を確認してみた結果が分かります! ダニって見えないからこそ恐怖ですよね! 例えば、あなたが眠っている布団、くつろいでいるソファ。 そして ...
続きを見る
コインランドリーがダニ対策に効果がある理由!
まず、何故コインランドリーがダニ対策として優秀なのかをご説明します。
- 高温を出せるためダニを死滅させることができる
- 洗濯や乾燥時の吸引機能によるダニアレルゲンを除去できる
こういった理由があります。
高温を出せるためダニを死滅させる
ダニを死滅させる方法で最も効果的なのが「熱」の力を借りることです。
ダニは50度以上で20~30分、60度ではほぼ一瞬で死滅します。
そして、コインランドリーの乾燥機が出せる温度は約80度とかなりの高温なんです。
この温度を出せるということは、ダニを余裕で駆除するコトが可能ってわけですね。
ちなみに、家庭用乾燥機でも良いですが、ダニを死滅させる事ができるのはほんの一部だったりします。
-
ダニ用洗濯機ならこれ!ダニ対策コースのあるおすすめ洗濯機厳選2選
ユミこの記事では、ダニ対策コースがある洗濯機のおすすめが分かります! ダニ被害に遭った時に最初に思いつくのが、「洗濯すればダニは死ぬかも!」ということではないでしょうか? ですが、ダニはあなたが思って ...
続きを見る
洗濯や乾燥時の吸引機能によってダニアレルゲンを除去できる
ダニによるアレルギーというのは、ダニの死骸やフンが原因です。
この死骸やフンを吸い込んでしまうことで、「アレルギー性鼻炎」や「結膜炎」「喘息」などの症状が出ると言われています。
出典:ダニアレルギーって何?
ですが、ダニの死骸やフン(ダニアレルゲン)は水溶性のため、洗濯することで除去することができます。
布団などは家庭で丸洗いするのが困難ですが、コインランドリーの洗濯機であれば問題なく入りますよね。
また、コインランドリーでは乾燥時も一味違います。
通常乾燥機というと乾かすだけですが、コインランドリーの乾燥機は掃除機のように吸引することができるので、高温によって死滅させたダニの死骸も除去することが出来るんですよ。
出典:WASHハウス
【実験】コインランドリーでダニが100%死滅!?
本当にコインランドリーでダニを駆除できるのか?また、ダニアレルゲンを除去できるのか?疑問だと思います。
その疑問にお答えするのが、コインランドリー会社で有名な「マンマチャオ」が行った実験です。
ダニ死滅効果
- 羽毛掛け布団の場合⇒100%死滅
- ポリエステル敷き布団の場合⇒89.6%死滅
いかがでしょうか?ほぼ確実にダニを死滅させています。
こちらの実験は、布団を洗濯した後に乾燥させてのダニの死滅割合です。
乾燥だけを行った場合は、なんと「羽毛掛け布団」「ポリエステル敷き布団」の両方ともダニを100%死滅させることができたようです!
ダニアレルゲンの除去率
- 羽毛掛け布団の場合⇒81.7%除去
- ポリエステル敷き布団の場合⇒88.8%除去
死骸やフンなどのダニアレルゲンの場合であっても、このように洗濯をすることで8~9割は除去できることが証明されています。
出典:mammaciao
ちなみに、ダニとは関係ありませんが、花粉の除去率は99%くらいあるので花粉症に悩んでいる人にも役に立ちそうですよ!
出典:mammaciao
コインランドリーで洗濯や乾燥をする際の注意点
布団だけでなく衣類もそうですが、コインランドリーを利用する場合には注意点があります。
それが「洗濯表示」です。
素材によっては、洗濯機で洗えなかったり、乾燥機の熱で傷んでしまうので最初に確認しておきましょう。
洗濯出来るかのチェックをする
手洗いマークや洗濯NGマークが記載されていなければ大丈夫です。
一応、素材別に洗濯出来るかも見ておきましょう。
素材 | 洗濯の可否 |
---|---|
羽毛 | ○ |
綿 | ✕ |
羊毛 | ✕ |
ポリエステル | ○ |
真綿 | ✕ |
乾燥機が使用できるか確認する
上記のように、乾燥機のマークにばつ印があるのは、乾かすことができません。
洗濯表示を見ることってあまりないかもしれませんが、コインランドリーを使用する際は注意するようにして下さいね。
ダニを駆除できても、素材が傷んでしまって使い物にならない…なんてことは避けたいですからね。
-
「タンス・クローゼット・押入れ」のダニ退治方法!正しい対策でダニがいない収納を目指す!
ユミこの記事では、「タンス・クローゼット・押入れ」のダニ退治をする方法が分かります! 久しぶりにタンスから引っ張り出した布団、衣類などを着用すると、「チクチク」「カユカユ」なんて事はありませんか? も ...
続きを見る
コインランドリーを使えない場合の対策は?
ダニ対策にコインランドリーを使えない場合は、以下のような方法があります。
- クリーングを利用する
- ダニ取りシートを設置する
クリーングを利用する
一番コインランドリーに近い方法がクリーングを利用する方法です。
コインランドリーで使用不可の素材であっても、クリーングならOKの場合があります。
また、クリーング業者によってはダニ退治に特化している所もあるので、そういったクリーング屋さんを探してみて下さいね。
ダニ取りシートを設置する
ダニ取りシートとは、ダニを捕獲するシートのことです。
ダニ取りシートであれば、
を捕獲することができます。
また、ダニ取りシートの種類によっては、ダニアレルゲンをシート内に閉じ込めるものもあります。
ただ、布団内に元からあるダニアレルゲン(死骸・フン)は除去することができないので、クリーングや掃除機などで最初に除去する必要があります。
ダニ取りシートは、設置する場所を選びませんし、効果も3ヶ月と長いので、ダニの予防としてかなり優秀なアイテムですよ。
-
人気ダニ取りシート比較ランキング!効果があって本当におススメできるのは?
家でダニ被害にあった場合は、真っ先に救いを求めるのがダニ取りシートですよね。 でも、いざ購入しようと思うと、種類がいっぱりあり過ぎてどれが良いのか分からない!ってことありませんか? 1つ1つ口コミで評 ...
続きを見る
実際にコインランドリーで敷き布団を洗ってみた!
ここからは、実際にコインランドリーに行ってみたので、店内の様子や使い方をシェアしたいと思います。
敷き布団の洗い方とコインランドリーの使い方
今回コインランドリーに持っていったのは、冬用の掛け布団です。
時期は秋に入りかけですが、最近寒くなってきたので引っ張りだしてきました。
ただ、押入れに収納していたことで、ダニの死骸やフンが気になるので、こちらをチョイスしました。
コインランドリーに行く前に敷き布団のカバーと本体に分けます。
洗うのは一緒で良いですが、乾きにくくなったりするので、最初に分けておきましょう。
コインランドリーを使用する前の注意点でもお話したように、まずは洗濯表示を確認しておきましょう。
私の敷き布団は洗濯表示が消えていたので、素材を確認してみました。
画像で分かりにくいですが、測地が「綿」で詰め物が「ポリエステル」だったので問題なしです。
こちらが私が行ったコインランドリーです。
情報量が多いですが、「カーペット」「こたつ布団」「スニーカー」など色んな物が洗える上に24時間空いているのが嬉しいポイントですね。
また、洗濯から乾燥まで一気に終わらせてくれるのも凄い!
早速投入しました!
後で勉強したんですが、コインランドリーに入れる時は結構ぎゅうぎゅうに詰め込んでOKみたいです。
写真だとスペース余りまくってますよね…これは悪い例です(笑)
ダニが気になる物をコインランドリー内に入れたら、コースを選択します。
色んなコースがありますが、今回は洗濯と乾燥が一気に終わるコースにしました。
コインランドリーの手順
- ダニが気になる布団や衣類を入れる
- コースを洗濯する
- お金を入れる
- 終わるまで時間をつぶす
私の失敗談ですが、コースを選択する前にお金を投入していたので、お金が戻ってきました!(何回も)
先にコースを選択して下さいね(笑)
また、お金は100円か500円玉しか投入することはできませんが、1000円札を両替出来るので安心して下さい!
コインランドリーをかけていることをウッカリ忘れてしまっても安心です。
こちらに携帯番号を入力しておけば、終了をお知らせしてくれます。
乾燥時間の目安ですが、こちらのコインランドリーは毛布で40~50分との記載がありました。
恐らくこの乾燥時間の目安は最低時間なので、乾いているかはコインランドリーが終了後に実際に触ってみて確認した方が良いと思います。
コインランドリー完了後の敷き布団です。
この感動を伝えるのは難しいんですが、めちゃくちゃフッカフカになりました!
今回は掛け布団でしたが、これが敷き布団だったら雲の上で寝ているカンジかな?なんて想像していました(笑)
洗濯・乾燥ができる物とできない物がある
洗濯と乾燥ができる物とできない物が記載されてありました!
特に注意してほしいのが、「真綿布団」や「羊毛布団」は乾燥のみも使用不可ということです。
それだけでなく、ほとんどのコインランドリーでは「綿布団」の乾燥のみも不可ということなので、気をつけておいて下さいね。
使って分かったコインランドリーのメリット!
それでは、最後に私が感じたコインランドリーのメリットです。
- 料金が安い
- 時間が短い
- 布団がふっくらして気持ちが良い
「料金」や「時間」はクリーングと比較した場合です。
今回は65分コース(1,200円)だったので、クリーングと比較すると半額以下ですね。
また、クリーングに出すと1週間くらいはかかってしまいますが、コインランドリーの場合は1~2時間もあれば手元に戻ってくるのが嬉しいですよね。
最後に何と言ってもフッカフカ!(何回も言います!)
ダニ退治はもちろんですが、料金も安くて時間もかからなくてフッカフカになるので、コインランドリーは攻守において隙なしだと思います!
まとめ
以上が、コインランドリーはダニ対策に効果的な理由でした。
ダニを駆除することはもちろん、ダニアレルゲンを除去することも出来ます。
さらに言うと、布団もフッカフカになるので、ダニ対策ならずとも使用しても良いかもです。