あなたが飼っている愛犬から、大量のフケが出たりしていませんか?
また、そのフケは、
- 背中
- 耳の後ろ
- しっぱの付け根
- 股間
- お腹
の、いずれかから出ていませんか?
もしあなたの大切なワンちゃんが、このような部位からフケが出ている場合、原因は「ツメダニ」かもしれません。
この記事で分かること
- ツメダニ症の特徴って?
- ツメダニ症の治療はどうする?
- ツメダニを予防する為には?
この記事では、ツメダニが引き起こすワンちゃんへの症状や、治療について見ていきたいと思います。
また、このツメダニは、人を刺してヒドイ痒みを引き起こす恐れがあります。
なので、ワンちゃんが治療中の間に、あなたも被害にあわないように対策した方がいいかもしれません。
ツメダニ症の特徴!フケ以外にも皮膚に影響が!
ツメダニが犬に寄生した場合、冒頭でお話したように「大量のフケ」が一番の特徴です。
ですが、それ以外にも以下のような症状が出てきやすいんです!
- 激しく痒がる
- 毛が抜け落ちる
- 発疹が出る
- 皮膚が赤くなる
- かさぶたや皮膚がただれる
こういった症状が出た場合は、ツメダニが原因になっているのかもしれませんので、獣医さんに診てもらうようにして下さいね。
ちなみに、成犬よりも1歳に満たない子犬の方が、ツメダニ症になりやすいと言われています。
犬に寄生するツメダニってどんなダニ?
ツメダニってどんな虫なんだろう?
「もし肉眼で確認できる大きさなら、私が全部取り除いてあげたいわ!」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?
でも、犬に寄生する「イヌツメダニ」は体長は0.4~0.6mmとかなり小さめなんです。
なので、肉眼で目視することは困難。確認するなら虫眼鏡などが必要になります。
また、感染経路については、「ノミ・シラミ・ハエ」など色々あるようですが、最も多いのは、ツメダニに感染しているワンちゃんから貰ってくるケースです。
ツメダニ症の治療について
ワンちゃんのツメダニ症を治療するには、ツメダニを駆除する必要があります。
殺ダニ剤である「スポット薬」や、殺ダニ効果のある薬用シャンプーなどがこれに当てはまります。
殺ダニに使われる薬の一例
- レボリューション
- フロントライン
犬用薬用シャンプーの一例
- フジタ製薬の薬用サルファ・サリチル酸シャンプー
- JOYPET(ジョイペット)
シャンプーをする場合は、フケが出ている部位を中心に、頭や背中、上半身などを念入りに行いましょう。
ただ、ツメダニの卵には効果がないので、ある程度の期間は続けることが大切なんです。
また、薬用シャンプーの効果を高める「薬浴」を取り入れてみるのも良いでしょう。
愛犬をツメダニの被害にあわせない対策や予防
それでは、ここからは大切なワンちゃんをツメダニから守る為には、どうしたらいいのか見ていきましょう。
ツメダニに予防や対策
- 感染している動物と接触させない
- 感染した動物の道具を共有しない
- 室内環境を変える
- ダニシートを設置する
感染している動物と接触させない
ツメダニの感染経路は、既にツメダニ感染している犬が原因になることが多いんです。
なので、そういったワンちゃんとの接触は控えるようにしましょう。
また、ツメダニは他の動物から貰ってくることもあります。
それが、「猫」や「ウサギ」です。
寄生するダニの種類
- 犬(イヌツメダニ)
- 猫(ネコツメダニ)
- ウサギ(ウサギツメダニ)
このように、ツメダニの名称こそ違うものの、動物間で感染することもあるんです!
例えば、猫と犬が同居している家で、猫がツメダニに感染した場合は、その猫から犬に感染することもあるという訳ですね。
感染した動物の道具を共有しない
こちらは上記と同じような理由ですね。
ワンちゃんを介して感染することがあるので、道具を共有するのは控えておいた方がいいかもしれません。
- トリミング
- ペットホテル
- ドッグウェア
などなど。
室内環境を変える
室内環境を変えることで、ツメダニの繁殖を抑えることができるんです。
ツメダニには好む環境があって、それは「高温多湿」の環境。
つまり湿度や室温を下げることによって、ツメダニが生き抜くい環境になるんです。
例えば、室温であれば20℃以下では、活動量が低下すると言われています。
また、湿度を下げる為に、窓を開けて換気をしたり、除湿器を使ったりするのも手です。
ツメダニの繁殖を予防するには、ホコリやフケを掃除することも大切。
室内犬であれば、部屋を掃除するのはもちろんですが、ペットハウスに使っているクッション等も忘れずに洗濯等をやっておきましょう。
ちなみに、ツメダニは犬などの宿主がいなくても、約10日間は生きれるんです。
なので、投薬治療などをしても、再発しないように一定期間は、「室温」「湿度」「掃除」などをして環境を整えてあげましょう。
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ダニシートを設置する
ダニシートとは、ツメダニを誘引して駆除する為のグッズです。
例えば、ペットハウスにダニシートを設置するだけで、ツメダニから守ってくれるんです。
そして、一番のメリットは愛犬にツメダニが寄生した時。
仮にワンちゃんにツメダニが寄生した時、私達には分かりません。(肉眼で見えない程小さいので)
でも、そんな時でもダニシートであれば、ツメダニをシート内におびき寄せることができます。
つまり言い換えれば、寄生してるツメダニを、ワンちゃんからダニシートに移動させることも可能なんです。
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犬用ダニシートはダニ捕りロボがおすすめ
「ダニシート ペット用」などで検索すると、色んな種類のダニ取りシートが出てきます。
ですが、この中から適当に選んでしまうと後悔するかもしれません。
なぜかと言うと、大抵のダニシートは「ツメダニを捕獲できない」から。
もし、そういったモノを選んでしまえば、お金がもったいないですよね?
なので、ちゃんとツメダニにも効果があるダニシートを選ぶ必要があります。
そんなダニシートの中で、私がおすすめなのが「ダニ捕りロボ」というものです。
ダニ捕りロボのおススメポイント
- ツメダニを捕獲できる
- ダニ増殖抑制率100%
- 3ヶ月経ったら捨てるだけなのでラク
- 殺虫成分を使っていない
- 安全性をテストしている
色んなメリットがありますが、私の中で大きかったのは、安全性をテストしてあるってことです。
もし、ワンちゃんがダニシートのことが気になって、噛んだりした場合不安になってしまいますが、ダニ捕りロボは口に入れた時に害はないか?などのテストを行っています。
また、ダニ捕りロボ自体が皮膚触れた時に影響がないか?などの試験を行っているので、安心して使えるって思えました。
デメリットとして、他のダニシートに比べて、値段が高いというのあります。
ですが、愛犬のツライそうな顔を見るより、遥かにマシですからね。
まとめ
以上が、犬に起こりやすいツメダニ症についてでした。
大量のフケが出てきたり、痒みを訴えている時は、ツメダニが原因になっている可能性があるので、動物病院にすぐに行くようにして下さいね。
また、ワンちゃんをダニ症から守る為にも、今回学んだ予防法などをお役立て下さい。